ビルドンブンコ

趣味で書いた小説を保管する場所

ノンシリーズ-私ト先生

私はどうなりたい?

「先生はとっくに気づいておられるかもしれませんが、私は一人でいることが多い学生です……」 今日はこの話をしようと決めてはいたものの、いざ、こうして言葉に出してみると、なんとも惨めな台詞ではないか。それでもこうして口に出せたのは、先生ならそんな…

応援は必要ですか?

「先生は出なかったんですね」 「出ると思ってたの?」 一昨日と昨日の二日間は、球技大会だった。数ある種目の中でもハンドボールは先生チームも出場し、毎年、どの先生が参加するのか、必ず一度はクラス内で話題に上がる。 「苦手そうですもんね、スポーツ…

真面目は損ですか?

「どちらかというと、私って、真面目な学生だと思うんです」 膝の上に乗せている自分の手を見つめながら、私は控えめに主張してみた。 「まあ、不真面目ではないよね」